明日の研究会について |
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2018年 07月 2018年 06月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 05月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 05月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 04月 2015年 03月 2014年 12月 2014年 04月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2018年 07月 28日
現在の天気予報によれば、明日の午後は晴れの予報が出ています。
研究会は予定通り開催いたしますが、交通機関の乱れ等の可能性もありますので、お気をつけてお越しください。
#
by imageandgender
| 2018-07-28 21:53
| 研究会のお知らせ
2018年 06月 05日
イメージ&ジェンダー研究会、次回研究会のお知らせ ◆日時 7月29日(日) ◆会場 日本女子大学目白キャンパス 百年館低層棟(高層棟からつながる奥の建物です) 百103教室 (末尾の交通アクセス・キャンパスマップのリンクおよび教室配置図をご参照ください) ◆主催:イメージ&ジェンダー研究会、共催:日本女子大学人間社会学部文化学科 ◆スケジュール 全体会議 12:30~13:10 研究発表、活動報告 13:30~17:30 発表者① 味岡京子(お茶の水女子大学基幹研究院研究員) コメンテータ:吉良智子(日本学術振興会特別研究員) 「聖なる芸術(アール・サクレ)―20世紀前半フランスにおける宗教
発表者② 谷内恒子(パフォーマンス・アーティスト) コメンテータ:小勝禮子(美術史・美術批評) 「« ミクロ·イヴェントn゜50 » : パフォーマンスと
« Micro-Event n°50 »: Considering Intersectional Feminism* *propositions for a feminism that investigates the simultaneous presence of issues of race, inequality, immigration, sexuality, gender, class, ability, age and other factors. www.taniuchi.fr https://vimeo.com/tsunekotaniuchi « Micro-Event n°50 » has been selected and supported by the patronage committee for the arts of the FNAGP (Fondation Nationale des Arts Graphiques et Plastiques)
And « Avec le soutien à une recherche/production artistique du Centre national des arts plastiques » **************************************** 発表要旨1 「聖なる芸術(アール・サクレ)―20世紀前半フランスにおける宗教芸術運動と女性芸術家」 味岡京子(お茶の水女子大学基幹研究院研究員) 今年6月に刊行予定の拙著『聖なる芸術(アール・サクレ)―20世紀前半フランスにおける宗教芸術運動と女性芸術家』では、20世紀前半フランスで活発化した「聖なる芸術」運動を取りあげ、これまでほとんど無視されてきた「女性芸術家」の同運動への関与に焦点を当て、その背景・要因を解き明かすことによって、「女性芸術家」をめぐる根源的な諸問題を提示することを目指した。本発表はその内容に基づくものである。 両大戦間期フランスにおいて「聖なる芸術」運動が活発化する中、多くの女性芸術家が教会装飾に携わった。その範囲は壁画、ステンドグラス、彫刻、タピスリー、聖具や布、祭服、それらを飾る刺繍など多岐にわたる。彼女たちのほぼ全員がフランス国籍を有し、美術に関する相当の教育を受け、プロフェッショナルな立場で関わっていた。しかし第二次大戦後、女性たちの顕著な参加は見られなくなる。そこで重用されたのは、二十世紀のモダニズム美術史に名を残す芸術家たちであった。 モニュメンタルな仕事に女性が携わることが一般的ではなかった当時、女性芸術家たちがそこに参加した経緯と制作活動を振り返ることによって、フランスにおいて、教会装飾という分野が、女性を歓迎する場として開かれていたとしたら、どのような背景があったのか、何を期待され、どう応えたかを明らかにする。同時に、第二次大戦後に活動の場が減少していくその背景を見極める。モダニズム化の流れの中で謳われた「精神性」「天才」「個人主義」といった概念と、両大戦間期に女性の参加をうながした諸要素は相いれないものであり、それゆえ全てが否定的要素となっていった。重要なのは、それらの諸要素が、「本質的」に女性が持ち得るという前提の上に成り立っていた点である。 発表では五人の女性の実践を取りあげる。戦争、ナショナリズム、植民地主義政策といった政治的問題や、新しい女、人口減少・少子化といった女性をめぐる社会現象と、彼女たちが美術を通してどう向き合ったかを検証することによって、モダニズム美術史観が女性を排除したという単純な議論では言い尽くせない社会的歴史的心理的構造を読み解く。 発表要旨2 「 « ミクロ·イヴェントn°50 » : パフォーマンスとインターセクショナル·フェミニズムに関する考察」 谷内恒子(パフォーマンス・アーティスト) ミクロ・イヴェント : 1987年よりパリに在住し、同市にて作家活動を行なっている谷内恒子は1995年より「ミクロ・イヴェント」と題してパフォーマンスの新しい領域に挑戦している。 谷内はその作品において現代社会に深く関わり、個人と社会における既存の枠を打ちこわし、綿密に構築された各々の「ミクロ・イヴェント」にそれを浮き彫りにする。 各「ミクロ・イヴェント」では、特定の状況situationを設定し、作品Micro-Event、観客、アーティストとの間の、時間と空間を定義し直し、その共有された経験を通じて、作品を構築していくというまさにhere and nowなイヴェントである。 「ミクロ・イヴェントn°50」とインターセクショナル・フェミニズム : 「ミクロ・イヴェントn°50」は 異なった文化、経験、ルーツを持つパフォーマーを招待して実行する。他のミクロ・イヴェントと同様、性的、社会的、文化的に多様なアイデンティティの交差する境界を探り、フェミニズム、人種問題、移民、アイデンティティ、 ジェンダーの問題など 1980年代に確立した「インターセクショナル·フェミニズム」の流れの中で考察する。 「ミクロ・イヴェント 複数結婚」 や「ミクロ・イヴェントn°45 /6人の女性のキャラクター」なども映像とともに紹介する。 ************************************** 企画・運営:水野僚子、小勝禮子、吉良智子 予約不要、参加自由。 なお、研究会の後に目白駅前のトラッド目白内にあるカフェレストランで懇親会を予定しています。 会費は1人3500円(コース・飲み放題)を予定しております。 奮ってご参加ください。 お店予約の都合上、懇親会にご参加いただける方は、前日までに、水野僚子(aponyellow@gmail.com) までご連絡いただけますと幸いです。 当日のご参加も大歓迎ですが、できましたら、前日までにご連絡ください。 以下、研究会会場の情報です。 ★交通アクセス https://www.jwu.ac.jp/unv/access.html ★日本女子大学キャンパスマップ https://www.jwu.ac.jp/unv/about/building/campusmap.html#anchor_01 ★教室配置図は以下の通りです。赤い▲は入口を示します。 この図では低層棟と高層棟が離れているように見えますが、高層棟の奥に低層棟がつづいています。 高層棟からお入りの際は、エレベーターホールの右を抜けて、奥へとそのままお進みください。突き当りに「百103教室」があります。 #
by imageandgender
| 2018-06-05 10:24
| 研究会のお知らせ
2017年 11月 22日
メーリングリストに登録しているにもかかわらず、お知らせのメールが届かないというご連絡をいくつかいただいています。その場合、迷惑メール用のフォルダに振り分けられているなどの理由が考えられます。
今一度ご確認いただいた上で、届いていないという場合は、 imagegender@yahoo.co.jp までご連絡ください。
#
by imageandgender
| 2017-11-22 14:08
| 会員へのお知らせ
2017年 10月 12日
イメージ&ジェンダー研究会 例会のお知らせ
2017年度の第2回目の例会を、以下のとおり開催いたします。 今回は「写真とジェンダー」という統一テーマをたて、 また、 **************** 日時:11月12日(日) 会場:お茶の水女子大学 理学部3号館701室(当日は学園祭のため正門のみ使用可) http://www.ocha.ac.jp/help/ プログラム: 12:20〜13:10 運営会議
13:30〜15:20 講演「皮膚のイメージ/イメージの皮膚:現代メディア論から読む70年代女性アーティストの写真表現」 講師 カタリーナ・ズュコラ(ドイツ・ブラウンシュヴァイク美術大学教授) コメンテータ 小林美香(東京国立近代美術館客員研究員、写真研究) 通訳 田丸理砂(フェリス女学院大学教授) 15:40〜17:30 研究発表「メディアの中の妊婦像:マタニティ・フォトをめぐる四半世紀」 発表者 小林美香(同上) コメンテータ 未定
入場無料・予約不要 問合わせ先 :武蔵大学 香川檀研究室 e-mail : mayumi-k@cc.musashi.ac.jp *なお終了後、茗荷谷駅の近隣のイタリアン・ こちらもお誘い合わせのうえ奮ってご参加ください。 参加費3500円・学生2000円 予約は前日までに問合わせ先メールアドレスまで。 以上 #
by imageandgender
| 2017-10-12 14:54
| 研究会のお知らせ
2017年 05月 18日
日時:6月10日(土曜日)
会場:上智大学(四ツ谷キャンパス)、10号館3階、301号教室 ■運営会議:12:00~12:45 *設営・準備 ■研究会: 13:00~17:30 研究報告 (1)中嶋 泉(首都大学東京教員) 1950年代に女が描くこと―フェミニズム美術史の視座から コメンテーター 小勝 禮子 (近現代美術研究、元栃木県立美術館学芸員) (2)高橋律子 (金沢21世紀美術館学芸員) 現代美術における「縫う」という行為をめぐって―金沢21世紀美術館「ぬう」展を中心に コメンテーター 吉良智子(東洋英和女学院大学他非常勤講師) また、研究会後、懇親会をひらく予定です。別途ご案内を差し上げますので、どうぞご予定ください。 ■会場案内 上智大学は、四ツ谷駅から徒歩5分。 会場は、10号館3階、301号教室です。図書館前にある6階建ての白いコンクリートの建物です。 http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
■お問い合わせ:imagegender@yahoo.co.jp 企画担当:村井則子・小勝禮子
発表要旨 中嶋 泉 「1950年代に女が描くこと―フェミニズム美術史の視座から」 本発表では、第二次世界大戦後1950年代前半より前衛美術運動に参加した女性について、福島秀子、草間彌生、田中敦子を例に、戦後の女性画家たちの状況をフェミニズム美術史的な視座からいかに位置付けられるかを考察する。 男女平等が法制化された戦後、文化業界で注目される女性は「才女」と呼ばれ、ブームを引き起こした。だが「才女」の活動は、50年代に女性の多数派となりつつあった主婦層から分断された、一部のエリート女性の境遇として女性運動史上の意義を見出しにくい。そのいっぽうで、あいかわらず男性をリーダーとした前衛美術運動のなかで、女性画家たちは注目を浴びつつも未だに周囲の期待と折り合いをつけながら、あるいは反抗しながら制作し、自身の作品の意味を考える必要があった。たとえば、戦後の前衛美術と呼ばれる運動体には、吉原治良、瀧口修造、阿部展也ら男性指導者と戦後世代の女性画家の間に「父娘」的関係がしばしばみられたが、彼女たちの活動はその枠組みと内と外で行き来をしているように見える。発表では、彼女たちの当時の制作・発表環境、組織内の政治性、批評言説のジェンダー的特徴を分析し、「才女」と呼ばれた女性画家たちの活動の、フェミニズム美術史的位置付けを目指す。
高橋律子 「現代美術における「縫う」という行為をめぐって―金沢21世紀美術館「ぬう」展を中心に」 コンセプトが重視される現代美術において、女性の手仕事とされる「手芸」を制作手法とすること自体が「ジェンダー」に対する意味を持ち、多くのアーティストたちが意識的に「手芸」を選択してきた。しかし、ここ数年、「日常」が重要なテーマになるに従い、女性の生活の極めて近いところにある「手芸」を肯定的な表現として手がける作家が増えてきた。家族のためというエクスキューズが時にありながらも、それがかえって女性の創作行為としての居場所も作り、無心に縫い進めることの瞑想的な心地よさがあることに女性たちは確実に気づき始めている。近年の手作りブームにもそうした気分が充満しており、ゆるく過剰な幸福感でむんむんしている。 もはや、アートとアートでないものの境目を論じる意味は失われつつあるが、美術館という分別機能を持つ立場に身を置く者として意識するのは、表現せざるをえない行為か否か、である。無心に縫い続けてしまった結果、完成したものには作家自身が多分に投影されている。これまで美術史では無視されてきた「手芸」という技法は、身体的な感覚が極めて重要な表現行為として立ち上がってきているのではないだろうか。 2015年に金沢21世紀美術館のコレクション展として開催した「Nous ぬう」展は、そうしたある意味新しい表現行為を問うてみたいと考え、企画した展覧会である。日本語の「縫う」に、音の近いフランス語の「わたしたち」を意味する「Nous」(ヌゥ)を充て、「女性たち」の存在をそこに込めた。この展覧会を象徴する作家として招聘したのが沖潤子である。何かを描こうとするのではなく、内在する感情の起伏そのまま「縫う」行為を集積していくことで表現していく沖の作品は、見る者の感情をえぐる。他、「ぬう」展に出品した鴻池朋子、モンデンエミコなど、自分自身と「縫う」行為を重ね表現する作家を取りあげ、現代美術における「縫う」ことのあり方、「手芸」的手法の位置について検証したい。 #
by imageandgender
| 2017-05-18 17:00
| 研究会のお知らせ
|
ファン申請 |
||